地球の中心には何があるの?重量や温度・圧力・元素は?
今回は地球の中心には何があるのか?その重量や温度・圧力・元素などの情報についてまとめてみました。
地球の中心について知りたい方は覗いてみてはいかがでしょうか?
地球の中心には何があるの?
結論から言うと中心付近に外核と呼ばれるものがあり、更に内部に進むと内核と呼ばれるものがあるようです。
(出典:ウィキペディア)
外核は溶けた鉄の海でできており、その流れで?ここから磁場が生み出されていると考えられています。
内核には月の2/3ほどの塊(個体)があり、地球の中に更にある惑星のようなものとも考えられています。
つまり海→マントル→鉄の海を越えた先に内核があると。
地球の中心の元素は?
主に鉄とニッケルからできているとされています。
ただ内核は外核よりも更に温度が高いので、本来ならば外核と同様に液体になっていると考えられます。
しかし物質が個体から液体に変わる条件としては、温度の他にも圧力が関係しており、影響度合いで言えば温度よりも圧力の方が高いことから、中心部は圧力により固まっているようです。
地球の中心の重量は?
ニュートン万有引力の法則により、地球の中心の重量は0になります。
Fg=4π/3×Gmrρ
中心では半径rが限りなく0に近づくので、それに伴い重力も限りなく0に近づくとされています。
地球の中心の温度・圧力は?
(出典:http://www.spring8.or.jp/ja/)
地球の中心の温度は5500度程度で、圧力は364万気圧だとされています。
生身の体でお邪魔したら、間違いなく一瞬にして消されますね。
中心からの距離は?
地球の中心から地表まで(地球の半径)は約6378km だとされています。
ちなみにこの距離は東京からハワイ(ホノルル)間程度の距離に当たります。
地球の中心での働きにより近々ポールシフトが起こる?
この地球の中心にある内核や外核・マントルとの相互関係により、近々ポールシフト(磁極の逆転現象)が起こるのではないかとされています。
ポールシフトというのは、北極と南極の地磁気が逆転する現象のことです。
これが起こることで地磁気(有害な宇宙放射線などから守るバリアのようなもの)が弱くなってしまい、人体に悪影響を及ぼします。
また電波障害を引き起こして、電気が一切使えなくなったりGPSが機能しなくなったりするということが起きたりするようです。
そしてここ最近ではこの地磁気が急速に弱まっており、ポールシフトが起きる初期段階に差し掛かっていると考えられています。
またポールシフトが起こるタイミングは、約20万年~30万年に1回起こるといわれており、最後に発生したのが約80万年前なので、今後いつ磁極が逆転してもおかしくはないとのこと。
ただしポールシフトの進行そのものは非常にゆっくりなので、いきなり世界が破滅するような事態にはならないようです。
地球の中心には極小のブラックホールがあるとの説もある
元NASA科学者によれば、地球の中心には極小のブラックホールがあるのではないかと言われています。
元々地球ができる以前に極小のブラックホールがあって、引力により隕石などが引き寄せられて地球が形成されたとのこと。
そしてこのブラックホールは地球内部の熱の発生源で、これが火山や地震などの原因であるとも考えられています。
ただ現時点ではこれを裏付けるような確固たる科学的証拠はありません。
しかし内容的には納得できるものですし、十分にそうであるとも考えられそうです。
そもそも地球に限らず星が形成されるメカニズムの一つとして、このようなことが言えるのかもしれません。
もし仮にこの説が正しければ、ポールシフトの原因も突き詰めればこのブラックホールによるものなのでしょうか?
ちなみに死後の世界は宇宙につながっているとも言われていますが、個人的には死んだ後は大気圏を超えて宇宙に行くパターンのほか、地球の中心に行ってその中にあるブラックホールに吸い込まれるパターンがあるのではないかと感じています。
死後地球の中心に吸い込まれるパターンなら再び地球で輪廻転生、大気圏を超えるパターンなら別の星へ転生するとかですかね??
まとめ
地球の中心にある内核や外核などの働きによって、近々ポールシフトが起こるのではないかと予想されています。
また地球の最奥の中心部分にはブラックホールが存在しているという説もあり、これが本当なら地球の中心からまた別の宇宙につながっている可能性も考えられそうです。
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